『ビットコイン』と『韓非子』 共通点

ビットコインの成立と韓非子に意外な繋がりがあります。
ビットコインは、2017年12月14日現在まで改ざんが行われていない信頼構築システムになっています。その中の技術の一つが、データ改ざんをするよりもマイニングをする方がメリットが大きい。という事です。技術的には、改ざんが出来るのですが、次々と新しいブロックがマイニングをされている状況で不正をするよりはマイニングをして利益を得る方が得と考える人の方が多いからです。

一方、韓非子とは韓非が書いた書物の話ですが、韓非は荀子の弟子で『矛盾』や『守株』で有名な人です。荀子は性悪説の提唱者で、天や占いなどを真っ向から否定する人で不信の哲学の上に立つ韓非とされていました。今ではそのような人も多いですが、科学が発達していない時代には珍しかったのではと思います。孟子の性善説と真逆の意見を持っている人でした。
その弟子の韓非は法によって収める法治国家こそが理想と考えている人で、法や刑罰によって国家を収めようとした人でした。
『簡単にできる事で、嫌なことを回避する。これが政治というものだ』
『刑罰とは、治安、安寧秩序の達成と維持の為に、人民が罪を犯さないための予防装置、すいなわちいうところの一般予防が唯一であり、それ以外の目的は存在しない』
など基本的に人は悪いことをするが、その犯罪による利益より、刑罰が勝る時に人は犯罪をしない。
即ち、ビットコインの信頼構築のシステムと韓非の国家統治の為の信頼構築の考えの根本は同じなのでは。と思いました。
いささか強引では有りますが。